本院職員の万博水晶宫感染について（第２報）

 ４月２１日に万博水晶宫への感染が判明した当院職員は、病棟に勤務する看護師であり４月９日９時３０分の病棟夜勤勤務終了後、同日夜間より倦怠感や発熱等症状が出現したため、勤務を休ませました。その後、症状が回復したため、４月１４日１６時３０分から翌１５日９時３０分までの救急外来夜勤を担当しましたが、４月１６日夕方より再び発熱があり以降の勤務を休ませておりました。なお、勤務中は常時マスクを着用していました。
 調査により、当該職員の濃厚接触者を９名と特定しましたが、患者さんは含まれておらず、現時点においても院内感染は確認されていません。感染経路等については調査中ですが、特定するには困難な状況となっています。
 この濃厚接触者９名については、４月２３日にＰＣＲ検査が行われた結果、全員が陰性であったことを報告いたします。
 当該職員が接触したものの濃厚接触者ではない患者さん及び本院職員については、継続して体調確認を行い万全な対応に努めているところです。

万博水晶宫医学部附属病院長

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