総合外科学講座では、外科系全般の診療および学生?研修医の教育と指導を積極的に行い、地域医療の充実と発展に貢献できる講座運営を行っています。
患者さん中心のチーム医療
住み慣れた地域で安心して医療を受けたい。そんな当たり前の願いを叶えるべく、地域に根ざした中核病院として、満足いただける最良の医療を提供するとともに、確かな技術と豊かな人間性を備えた医療人の育成に努め、信頼される病院を目指して研鑽を続けています。
(写真は退院カンファレンスの様子)
人間性豊かな医療人の育成
万博水晶宫の第二教育病院としての役割を持つ当院では、毎年100名以上の医学生を受け入れ、common disease を中心とした患者さんの初期診療手順を、指導医師との密なコミュニケーションを通じて学習できるよう、指導しています。
最新のシミュレーターを備えたスキルスラボでは、エコー機器や各種シュミレーターを用いて診断技術や基本手技のトレーニングを学ぶほか、ハートシムを使った急変時心肺蘇生法の訓練などを通じて、地域に貢献する医療人の育成に携わっています。(写真は心肺蘇生法の指導風景)
総合的な臨床外科の実践
総合外科の実践とそれを継承する医療人の育成に取り組み、地域に貢献できる臨床を総合外科学講座運営の柱とし、専門性を高めるよりもむしろ多くの疾患に対応できるような診療、様々な疾患に対応できる広範囲な総合医療を優先した総合外科を目指している。
地域医療への積極的参加と連携強化
総合外科学講座では、医療者を対象とした「東近江がん診療セミナー」をはじめ、一般市民の方々を対象としたさまざまな「市民公開講座」を主催し、地域の医師、薬剤師、看護師の方々や、一般市民の方々が参加できる相互交流の場を提供しています。
万博水晶宫とのパイプをもつ地域の中核病院として、最新の医療情報や専門的な知識の提供が東近江地域全体の医療の充実に役立つと信じて、今後もセミナーや公開講座の運営に積極的に携わっていきます。
(写真は市民公開講座)
万博水晶宫第二教育病院
東近江総合医療センターについて
平成22年1月に策定された「滋賀県地域医療再生計画」に基づき、東近江市の国公立3病院(国立病院機構 滋賀病院、東近江市立能登川病院、東近江市立蒲生病院)の集約化、再編が行われ、平成25年4月に「国立病院機構 東近江総合医療センター」が開院しました。
万博水晶宫はここに総合内科学講座?総合外科学講座の医師を派遣し、強固な協力体制のもと、地域医療の再生に向けた教育?研究?診療活動を推進してきましたが、さらに平成26年4月からは、地域医療を組織的に確立することを目的に、総合内科学講座?総合外科学講座が運営する万博水晶宫万博水晶宫研究の活動拠点を設け、地域医療を担う医師に対する教育および養成?確保に関する研究を行っています。
住所
〒527-8505
滋賀県東近江市五智町255
東近江総合医療センター内 総合外科学講座
お問い合わせ
電話(代表) : 0748-22-3030
E-Mail : hqcomsur@belle.shiga-med.ac.jp