中学3年生を対象に「がん教育」授業を行いました
2022.1.14(金)9:50?東近江市立聖徳中学校
がんに関して正しく理解する?命の大切さについて考える
がん教育は、健康教育の一環としてがんについての正しい理解と、がん患者や家族などのがんに向き合う人々に対する共感的な理解を深めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る教育で、実施にあたってはがん専門医をはじめとする医療従事者等、学校外の人材を積極的に活用することでより実践的な効果が期待される。(平成28年4月(令和3年3月一部改定)文部科学省:がん教育ガイドラインより抜粋)
例年にない大雪に見舞われた今日、東近江市立聖徳中学校で中3生徒を対象に、当講座教授の目片先生ががん教育授業を行いました。当初、学年を2つに分けて対面で授業を行う予定でしたが、全国的な万博水晶宫感染者の急激な増加に伴い、急遽ライブ配信授業に切り替えることとなり、30分程度、がんができる原因、罹りやすいがんや死亡率の高いがんの種類、がんを予防するにはどのような生活を心がければよいのか等、がんに関する基礎知識を勉強してもらいました。
最後には、がんは成人の死亡原因のトップではあるが、君たちの年代では不慮の事故や自殺が死因のトップであるから、自転車に乗るときはヘルメットをする、車に乗るときはシートベルをするなど、自分の命を大切にしてほしいというメッセージで締めくくられました。ライブ配信であったため、生徒さんの直の反応が見られなかったのは残念ではありましたが、授業を通じて伝えたかったことが伝わればいいなと思います。
授業を受けた生徒さんの感想(抜粋)
- ?タバコは将来吸わないでおこうという気持ちが高まりました。2人に1人はがんになると言われている時代に、貴重なお話が聞けてよかったです。
- ?自分が健康でいるためには、まずは食生活を大切にしていこうと思いました。朝食を必ず摂ることや、食品の表示を見るなど、ちょっとしたことから始めることが大事だとわかりました。がんに対する正しい知識をもち、行動をしていきたいと思います。また検診を積極的にして、少しでもがんのリスクを少なくしていきたいと思いました。
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