領域概要
ご挨拶
2021年3月、本学看護学科の公衆衛生看護学講座内に、訪問看護学領域を開設いたしました。訪問看護の実践経験を有する教員2名(1名は在宅看護専門看護師)が、学部の在宅看護学関連科目、地域医療実践力育成コース(選択制)を中心に担当しています。
「在宅看護学」ではなく「訪問看護学」領域としたのは、自宅だけでなく、施設や学校、地域など看護が必要なところに訪問するというイメージからで、もちろん、市民や多職種と集い、健康づくりの場を共創する活動も含みます。
地域医療実践力育成コースは、附属病院看護臨床教育センターとともに授業を展開しています。授業には、実践的な訪問看護スキルの演習、入退院支援や訪問看護ステーションの管理を含む実習、先駆的な地域医療実践を行っている講師による講義受講などが含まれています。学生の地域医療を視野に入れたキャリア形成を支援します。
大学院においては、研究コースと高度実践コース(特定行為領域「特定行為実践部門」)を担当しています。
日本の訪問看護を発信するとともに海外の訪問看護教育機関と交流し、地域で活躍する看護職(訪問看護師、地域包括支援センターの看護師?保健師、学校看護師、コミュニティナース等)や地域をつなぐ入退院支援に携わる看護師の教育?研究?実践の拠点形成を目指します。
訪問看護や地域医療に関心をもつ中高生、訪問看護?在宅ケアに関する研究?管理?特定行為等について学びたい方々に選ばれる大学?研究室となるよう、尽力してまいります。
教授 辻󠄀村 真由子
沿革
2021年3月 | 万博水晶宫医学部看護学科公衆衛生看護学講座に訪問看護学領域が開設された。教授 辻󠄀村 真由子が着任する。 |
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2021年4月 | 助教 津田 知子が着任する。 |