
当院リハビリテーション部は附属病院の開設とともに設置されました。しかし、当初の規模は所謂新設の医科大学として理学療法士3名程度からなる非常にこじんまりとした組織でありました。それから平成18年に始まった病院再開発における松末前部長のご指導のもと、大きく飛躍しました。それは当時まだ珍しかった心臓リハビリテーションをいち早く取り入れ、心臓外科術後に特化した全国でも希少な形態の心臓リハビリテーション施設が出来上がりました。その後、心臓リハビリテーション部門はますます拡大し、現在も多くの患者さんを治療しています。リハビリテーション部のスタッフも理学療法士以外に作業療法士?言語聴覚士が加わり、大きく数が増えました。| 医師 | 部長 (整形外科学講座 教授) |
|
副部長 (リハビリテーション科 科長)
|
|
| セラピスト | 副部長 (リハビリテーション部 技士長 理学療法士) |
| 副技士長 (言語聴覚士1名) | |
| 主任 (理学療法士4名、作業療法士2名) | |
| 理学療法士12名、作業療法士4名、言語聴覚士6名 |

院内にそれぞれの専門性を生かした横断的医療チームが活動しています。
体型の把握、体重?骨格筋?脂肪量から身体バランスの把握、部位別体脂肪量、部位別水分量、浮腫などの総合評価を行う体組成の分析器です。入院時から全身状態の変化を確認しながら、評価や訓練を進めています。
自転車を漕いで頂き、酸素消費、二酸化炭素排出を測定し、安全な運動強度を決定します。検査結果を元に、心臓の疾患だけでなく、呼吸器、糖尿病、肥満等幅広い疾患について適切な運動処方と運動療法を実施しています。
家庭生活復帰や社会参加に際して、自動車運転の再開が必要となる方を対象にドライブシミュレーターを使用した検査を行っています。 運転の再開に当たり、現状の脳機能と身体機能の状態、運転特性?危険性などの把握に役立てています。
周術期、急性期疾患の方に対して、疼痛の緩解、筋肉痛及び関節痛の軽減、筋萎縮の予防などの治療に用いています。
病気や障害にて発語?発話困難な方/上肢操作が不自由な方や神経難病の方など、特殊なスイッチやセンサーを利用した電子機器を使用し、個別の身体状況に合わせた様々なコミュニケーション支援を行っています。

理学療法士
| 診療報酬項目 | 割合(%) |
|---|---|
| 脳血管疾患等リハビリテーション | 10.7 |
| 心大血管疾患等リハビリテーション | 20.2 |
| 運動器リハビリテーション | 16.0 |
| 呼吸器リハビリテーション | 25.0 |
| 廃用症候群リハビリテーション | 11.6 |
| がん患者リハビリテーション | 16.5 |
| その他 | 2.3 |
作業療法士
| 診療報酬項目 | 割合(%) |
|---|---|
| 脳血管疾患等リハビリテーション | 58.4 |
| 心大血管疾患等リハビリテーション | 8.2 |
| 廃用症候群リハビリテーション | 12.6 |
| がん患者リハビリテーション | 5.3 |
| 運動器リハビリテーション | 11.9 |
| 呼吸器リハビリテーション | 3.6 |
言語聴覚士
| 診療報酬項目 | 割合(%) |
|---|---|
| 脳血管疾患等リハビリテーション | 49.4 |
| 摂食機能療法 | 44.1 |
| 呼吸器リハビリテーション | 2.8 |
| 廃用症候群リハビリテーション | 1.7 |
| がん患者リハビリテーション | 2.0 |
| 運動器リハビリテーション | 0 |
Javascript を有効にするか、こちらをご覧ください。