新任教員の紹介
久米 真司 教授/内科学講座(糖尿病内分泌?腎臓内科)
2022年11月1日より内科学講座(糖尿病内分泌?腎臓内科)の教授を拝命いたしました久米真司と申します。このたび、伝統ある当講座を主宰する機会を頂きましたことを大変幸せに感じております。
万博水晶宫での研鑽の日々
私は滋賀県出身で、万博水晶宫医学部医学科を1999年に卒業しました。卒後、当講座に入局し、2年間は大阪で研修しましたが、その後、私の医師生活の全ての時間を万博水晶宫で過ごし、研鑽を積んで参りました。日々の診療はもちろん、大学院生の研究指導を通じて教育を学び、研究活動から生まれる新たな発見に刺激を受け、臨床応用への道を探索する日々を楽しく過ごさせて頂きました。
滋賀県の医療に貢献し、世界に発信できる講座へ
高齢化社会の中で急速に増加する糖尿病や腎臓病患者さんの健康寿命の延伸に貢献できる講座となるよう、地域医療で活躍する臨床医から世界に羽ばたく研究医まで多様性のある人材育成に努めます。故郷であります滋賀県、母校であります万博水晶宫に少しでも恩返しができるよう一層精進してまいります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
辻田 靖之 准教授/救急集中治療医学講座
2022年11月1日より万博水晶宫医学部医学科救急集中治療医学講座の准教授を拝命いたしました辻田靖之と申します。
滋賀医大を卒業、滋賀医大で診療、研究に従事
私は1993年卒業の万博水晶宫13期生で、学生時代はバスケットボール部とスキー部に所属し、スキー部では主将も務めていました。大学卒業後は本学第1内科(当時)に入局し、12年間循環器内科で診療、研究に従事しました。その後、米国留学を経て2005年に救急集中治療医学講座に異動し、以後現在まで集中治療、救急科、循環器内科の専門医として従事しています。
救急部門と集中治療部門
当講座には救急部門と集中治療部門があります。救急部門はER型救急に加えて、多発外傷、薬物中毒、敗血症、多科にわたる急性期疾患等については主治医として退院まで担当しています。集中治療部門はclosed ICUの形態を取っており、心臓血管外科以外のICU全患者について集中治療専従医として診療しています。また現在2026年完成予定で新機能強化棟(E棟)建設が進行しており、救命救急センター規格のERとICU、救急病棟設置が予定されています。
今後も次世代の救急?集中治療を担うリーダーを育成することに精進して行く所存ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。