日程
2025.12.19
救急医療研究サークルSALSAのメンバーを中心とした本学学生が、八日市高校で心肺蘇生講習会を行いました。
2025年12月19日(金)に、本学の課外活動団体「救急医療研究サークルSALSA」(以下、SALSA)のメンバーを中心とした本学医学部学生12名が、滋賀県立八日市高等学校(滋賀県東近江市)の野球部員、剣道部員39名を対象に、心肺蘇生講習会を実施しました。
講習会では、はじめに全体講義を行ったのち、1グループ3~4名の同校生徒に対して、本学学生がインストラクターとして1~2名ずつサポートに付き、グループ別演習を実施しました。各グループに訓練用AEDおよび胸骨圧迫人形を1台ずつ配置し、参加者が、それらを用いて実際に胸骨圧迫やAED装着等の一次救命処置を体験することで、より実践的に心肺蘇生の知識や技術を学べるようサポートしました。
SALSA代表の加藤幸太郎さん(医学部医学科第3学年)からは、「講習の最後に行った「実際に起こり得る状況下」を念頭においた『救急車到着までの10分間』を想定したシナリオでは、生徒の皆さんが互いに協力し合い、目の前の命を救おうと没頭する姿が見られました。その真剣な眼差しに講習会の成果が表れており、インストラクターとして大変嬉しく、印象に残りました。」と、今回の講習会が、八日市高校の生徒と本学学生の双方にとって意義深いものになったことへのコメントがありました。
今回の取組みは、地域の高校生に一次救命処置の重要性を伝える機会となっただけでなく、本学学生にとっても貴重な教育機会となりました。